Myバイク(CD125T)とスワップ計画【2】
前回書いてなかったですが、このブログを実際の作業の参考にされる場合、もし何かあっても私は責任を負いません。 自己責任でお願いします。 計測した数値等に関しても鵜呑みにせずに、作業される時に実測してくださいね。
さて、CD125TへのCB125Tエンジンスワップ(積み替え)計画、本格的に実行中です(≧∇≦)ノ
CD125TのエンジンとCB125Tのエンジン、外観は似ているものの、中身は全然別物。具体的にどう違うのか。
大きな違いといえば、CDが360°クランクというのに対してCBは180°クランクです。
・・・もっと分かりやすくいえば、CDは低中速寄りの実用エンジンで、CBは高回転型のスポーツタイプ。
そのエンジンの違いから、その周りの部品たちも大きく違ってきます。
CDにCBのエンジンを乗せるに当たって、いろんな課題があるのですが、大まかには・・・
電装・点火系
CDとCBのエンジンは点火間隔が違いますので、エンジンスワップ(積み替え)と同時に点火系の電装も一緒に積み替えるなりしなきゃいけません。
キャブレター・エアクリーナー
CDとCB、いずれも2気筒エンジンなのですが、CDはシングルキャブでCBはツインキャブ。
高回転が回らなくっても良いとか、それよりもメリットがあるというのならばCBのエンジンにシングルキャブという仕様でいいかもしれませんが、自分は是非ともツインキャブを使いたい所。
でも、CDのフレームでツインキャブは、エアクリーナを取り付けるスペースがかなり狭くなることに・・・。
チェーンライン
CDとCBはカウンターシャフトの長さが違い、フロントスプロケット(チェーンを介してリアホイールを駆動させる歯車の部品ね)の位置がCDよりも外側に張り出すことになります。デジタルノギス計測で11.3mm程。
ある程度策は練っているものの、実際に作業して見なければ分からないこともあるものですね。( ̄ω ̄;)
我流のやり方ですが、エンジンだけを下ろして、また持ち上げて積み替えるというのは大変なので、足回りを外して、フレームをエンジンに乗せるようにして積み替えます。
ホイールを外したら、木枠等にエンジンを乗せて、フレームを持ち上げてエンジンを外します。 積むときはその逆。
でも実際、タンク・シート・前後ホイール外したぐらいではフレーム結構重いです。。。
↑CD125Tのエンジンが降りました。(。・x・)ゞ
結局シリンダーはCDのものを使うことに。 それと、CBのエンジンにキックスターターを移植しようと思っていたのですが、クラッチを押す部品が共通ではなく、本気でCDのキックをCBに流用しようと思えば、ぱっと見た感じクランクケースを割ったりしなければいけなさそうです。 写真のエンジンはそのことに気づく前で、CDのエンジンにCBのクラッチカバーが付いてます。
↑CBのエンジンです。 シリンダーヘッドは黒に塗装してみました(*^-^)
ヘッドカバーはCDのです。
後ろのシリンダーヘッドは地面に直置きジャ無くて布の上に置いてありますョ。
写真一気に飛びますが・・・
↑ほぼ作業完了した状態です(≧ω≦)b
途中、課題である電装・点火系の移植作業もやったのですが、写真が行方不明。。。
CBのハーネス(配線)を丸々組み替える予定だったのですが、CDのハンドルスイッチ類とカプラー等が結構違ったりしたので、CBのハーネスから点火系だけを抜き出し、CDのハーネスに組み込むという方法を採ることに。
・・・しょーじきめんどくさかったo*1 電装系はニガテ。。。 だけど何だかんだエンジン始動も成功しましたよ。 CB用の3回りほど大きいCDIをどこに収納するかはまだ決めてませんけど。
エンジン組み終わってセルスイッチを押したら、カチッ!・・・とリレーの音はするけどセルが回らない。。。 ひょっとしてバッテリー終わっちゃった?? 灯火類も点かないし。。。(ノ_-;)
・・・と、しょぼんとなってたらバッテリーのマイナス線のナットをしっかり締めて無いことに気づき、ちゃんと締めなおすと・・・一挙解決。 疲れてくるとたまにこういう変なミスやっちゃうんですよねぇ。(>_< )
一応エンジンはかかって、ドルンドルン・・・という感じの音と共にCDよりも機敏そうなレスポンス。
この手の作業ってエンジン始動成功しちゃうと一気に疲れが吹き飛ぶ様な達成感を感じます∩(´∀`)∩
ぁ、でも正直言うと、電装の配線ミスは一箇所はしてると思う。。。
・・・そのあたりの修正もしながらまだまだ作業を進めていこうと思います(・ω・)b
*1:>ω<o