Myバイク(CD125T)とスワップ計画【3】
このブログの内容を実際の作業の参考にされる場合、もし何かあっても 自己責任でお願いします。 計測した数値等に関しても鵜呑みにせずに、作業される時に実測してくださいね。
着々と進んでいるCD125Tのエンジンスワップ(積み替え)計画もいよいよ大詰め。∩(´∀`)∩
前回書きました、電装・点火系の移植作業のときの画像がひとつ出てきましたよ。
↑CB125Tのハーネス(配線)から点火系、主にCDI周辺を抜き出したところです。
それをCD125Tのものと交換っ。(*`д´)b
一箇所は配線ミスしてるかも・・・みたいなことも前回書いてましたが、正確には2箇所はミスってるかも知れない。。。
ひとつはギアが入ってる状態でクラッチを握らなくてもセルが回っちゃう。
ま、コレに関しては個人的には特に気にならないし、全然目を瞑れる程度のコト。
もうひとつ。 メインキーを切ってもエンジン止まんない。。。(;´Д`)
この不具合が電装の配線の問題だということは特定できてますし、大体、問題の箇所の検討は付いてるので追々修正していく予定。
今のところエンジン停めるときはキャブのアイドリング調整スクリューを緩めて停めてます・・・。
そして、キャブレター・エアクリーナーの課題。。。
コレも前回、特に触れることなくスルーしてましたが、CDのフレームにCBのツインキャブを着けるとなると、キャブレターとフレームがカナリ接近し、エアクリーナーを取り付けるスペースがとても狭くなってしまいます。
CBのエアクリーナーボックスはダクトの角度的にNGかなぁ。バッテリーも移設させたりすることになるでしょうし。
パワーフィルターを使う手もありますが、CBのキャブ(VE26)に着けられるパワフィルの口径は50mm。(多分)
スペース的にストレートはちょっとムリかと思われ。じゃあ90°曲がってるエルボーのフィルターなら・・・とも思ったけど、50mmのエルボーのパワフィルって探しても出てこない。。。 もし有ったとしても、右側のキャブなんかはバッテリーの位置的にこれまた取り付けが難しそう。(ノ_-。)
とゆーわけで・・・・・・
↑CD250Uのエアクリーナーボックス
CD250UはCD125Tと(ほぼ)共通のフレームで、233ccのエンジンを積んだツインキャブのビジネスバイク。
エアクリーナボックスの形状自体はCD125Tのものとほぼ同じで、配管がツインキャブに対応した形になってますね。
ダクト(配管)の内径も結構太くて、180°ツインエンジンの高回転域でもちゃんと回ってくれるかも?
付いていた純正のフィルターは結構汚れているようでしたので、濾紙の部分をカッターで切り取り、エアフィルター用のスポンジを丁度いい大きさに切って、エンジンオイルを染み込ませて湿式フィルターとして使うことに。
最初は接着剤でスポンジを完全に固定してしまおうと思ってたのですが、湿式のスポンジフィルターは洗浄して数回は繰り返し使えることが利点でもあり、接着剤でくっ付けちゃうと洗浄したいときに分解出来ないし、オイルを染み込ませた後に余分なオイルを絞ったりも出来ないので・・・針金を巻いてスポンジを固定。 スポンジはほんの少し大きめにカットしておくと針金での固定でも隙間が出来にくいかと思います。(。・ω・。)
最後はチェーンライン。
CDとCBのエンジンはカウンターシャフトの長さが違い、CDにCBのエンジンを乗っけただけでは
チェーンがまっすぐに成らずに斜めってしまいます。
対処法としては、CBのエンジンのカウンターシャフトをCDのものに変えてしまう。・・・というのは確実かもしれませんけど、とても大掛かりです。
なので、後輪のハブとリアスプロケットの間にスペーサーを入れ、エンジン側のスプロケ(歯車)が外側に張り出した分、後輪のスプロケを同じ幅外側に張り出させようという方法を採りました。(。・x・)ゞ
↑この10mmの厚みのスペーサーをハブとスプロケの間に入れてドリブン(リア)スプロケを外側に10mmオフセットさせます。
前回、CDとCBのカウンターシャフトの長さは、デジタルノギスで測ったらCBのほうが11.3mm長かった・・・と書いてました。
ネットで購入したスペーサーは一番目的のサイズに近かった10mmをチョイス。
が・・・カウンターシャフトって手で動かしてみたら1mmぐらいガタがあって、(ニュートラルだったからかな?)(・・・というか、ガタがあるんだから11.3mmという数値自体信用ならないですよね)ちょっとぐらいならどうにかならないかな・・・?と思い、とりあえずリア側を10mm外にオフセットさせて、試しにチェーンまで着けてみると。。。
・・・え?見た感じちゃんと真っ直ぐなってるように見えるけど?(* ̄∇ ̄*)
上の画像の、左側にあるのはエンジン側の(ドライブ)スプロケットのフィキシングプレート(固定用の金具)を加工したもので、これでエンジン側のドライブスプロケを1mm程内側にオフセットさせ、後輪側のドリブンスプロケを10mm外側に出し、大体11mmのシャフトの差をトントンにしてしまおうという算段でしたが、リア側を10mmオフセットした時点で見た感じ問題なさそうなレベルでしたので、消耗部品をカナリ甘い精度で加工したスペーサーをフロント側のスプロケに着けたりはしないことにしました。
コレで一応エンジンスワップの作業は完了ですっ(・0・)ゞ
CD125Tのものに比べると3周りほどでっかいCBのCDIの収納場所はまだ決まってなくて、とりあえずバッテリーを固定してるゴムバンドでバッテリーと一緒に固定してます。 ただ、右側のサイドカバーは着けられませんけどねー。
あ、そうそう。この記事書いてる時点で既に実走とかキャブセッティングまでやってるんですけど、番外編として書いた記事の自作スロットルワイヤー。強度的に今のところ大丈夫そうです。現時点で特に不具合はナシッ。("`д´)ゞ
CBのエンジン。・・・とても軽やかな印象です。 振動もCDに比べるとカナリ少ないかも。
これでエンジンスワップは成功して、走れる状態に持ってこれましたけど、これからはぼちーぼち日常的に走りながら「煮詰め」て行こうと思います。(((((((((((っ・ω・)っ